金融庁は、「LIBORの恒久的な公表停止に備えた対応について」という短い文書を、2019年8月30日に公表しました。
「金利指標改革を巡り国内外で検討がなされる中、LIBORの公表が2021年末以降は恒久的に停止する可能性が高まっています。LIBORは、金利スワップなどのデリバティブ契約で主に用いられていますが、企業向けの貸出や社債の発行条件などで使われるケースも多く、金融機関だけでなく、事業法人や機関投資家など多様な利用者に利用されているため、備えのない状態でLIBORの公表が停止された場合、利用者への影響が懸念されます。」
金融庁は、LIBORからの円滑な移行を図るための支援を行うとのことです。
資料等へのリンクも掲載されています。
Libor’s Phase-Out: 3 Ways to Prepare(CFO)
ポストLIBOR 世界に迫る異変
不正排除・信用リスクの調整…… 新指標の整備、課題山積(日経)(記事冒頭のみ)
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