ソフトバンクの販売代理店社員が外国人の客と共謀し、携帯電話契約を不正に結び、同社から携帯電話機代や通話料などをだまし取っていたという記事。
「県警は、京増容疑者らが契約実績を上げようと不正を重ねたとみて追及。転売ルートや、ほかに関与した人物の有無も調べている。ソフトバンクによると、平成18年10月からの約1年間で、携帯電話約1000台が不正に契約され、未払い代金など約3億円の損害が出ているという。」
2名の販売代理店従業員(うち1名は店長)が逮捕されていますが、2名の従業員が外部と共謀しただけで3億円もの被害が出るというのは、「予想外」に不正リスクが高い取引であると感じました。しかし、不正な保険契約と同じように、手数料の支払いが先に生じて、収入(保険料、携帯端末代、通信料・・・)が後になる(しかも分割払い)という取引ではあり得るのでしょう。
そういえば、こうした架空契約を会社ぐるみでやっていた上場企業もありました。
光通信(ウィキペディアより)
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