神戸のFMラジオ局「Kiss-FM KOBE」が、2007~08年度にかけて売上高を約6億円粉飾し、08年度の営業利益も約2億円水増しした疑いがあるという記事。
「城田社長によると、同社は架空の売り上げを記載するなどして粉飾。07年度は売上高約10億円のうち2億円、08年度には同約13億円のうち約4億円が水増しされていたという。こうした虚偽の決算を基に、同社は金融機関などから約1億5千万円の融資を受けていた。放送事業を許認可する総務省や株主総会にも虚偽の報告をしていたことになる。」
記事によれば、この会社は社員15名とのことですから、粉飾決算がニュースになるような規模ではないと思われますが、当局の許認可(たぶん決算書も提出している)を受け、公共性が高い放送局ということで、問題になったのでしょう。
それにしても、13億円の売上のうち4億円が架空というのは大胆な粉飾です。(前年度10億円の売上が、放送する周波数が増えたわけでもないのに、13億円に急増したというだけでも、十分あやしいとは思うのですが・・・。)
神戸のKiss―FM、売上高6億円水増しの疑い
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