「岡本ホテルグループ」が、会員権販売名目で資金集めをしていた事件で、元オーナーらが組織的詐欺の疑いで逮捕されたという記事。約5年間に全国の8千人弱から二百数十億円を集めたようです。
「逮捕容疑は、09年9月~10年5月ごろ、OMCなどが事実上破綻(はたん)していると知りながら、「会員になれば宿泊の割引などの特典を受けられるうえ、5年後には預託金の8~9割が返還される」と偽って会員権を売るなどし、延べ約80人から計約3億円をだまし取ったというもの。
大東容疑者は00年ごろ、岡本ホテルの経営に参加。05年4月ごろから「岡本倶楽部」の名称で会員権の販売を始めた。各地の系列ホテルの宿泊に使えるポイントがもらえたり宿泊料金が2割引きになったりする特典があるうえ、未使用ポイントは換金され、5年満期で返済される「預かり保証金」と合わせると預けた額以上が得られる、とうたっていた。」
「関係者によると、年間10億円単位の赤字が出て、09年9月末時点では実質的な債務超過額が約150億円にのぼっていたという。」
会員権といいながら、実質的には投資の勧誘だったのでしょう。こういうのは、金商法による取り締まりの対象にならないのでしょうか。
元オーナーで元組員の大東容疑者へ40億円流出(産経)
この記事によると、貸付金の名目で、グループ元オーナー(山口組系元組員)に約40億円が流出しているそうです。、
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