ワクチン対応のはずが…パソナの再委託先、業務時間中に健康食品や化粧品の電話対応も
新型コロナウイルスワクチンのコールセンター業務をパソナから再委託されていた会社が、ワクチン関連業務以外の別の仕事を業務時間内にやっていて、パソナはそれも含めて地方自治体に請求していたという記事。
「人材派遣大手「パソナ」(東京)が、新型コロナウイルスワクチンのコールセンター業務を巡り、大阪府と兵庫県の計3市に約10億円を過大請求していた問題で、再委託先の「エテル」(大阪市中央区)のオペレーターらが業務時間内に並行してワクチン以外の電話に応対していたことがわかった。」
「(読売に証言した)女性がワクチン接種関連の業務に従事したコールセンターは福岡市内のビルにあり、オペレーターの座席は100席ほどあった。女性によると、時期によっては空席が目立ったほか、4分の1ほどは高麗ニンジンなどの健康食品や化粧品の電話対応にあたっていた。」
「人手が不足したとみられる時期には、ワクチン関連業務を担当していたオペレーターがこうした別業務の対応にあたっていた。」
「女性はエテルの指示で、旅行情報サイト関連の電話に応対していたと証言し、「契約を切られるかもしれないと思って、おかしいと言えなかった」と釈明。」
パソナは事実を認めたそうです。ただし、再委託先は、そういう事実は確認していないとコメントしたとのことです。
「パソナは読売新聞の取材に「調査の結果、エテル側の指示で、(コールセンターで)ワクチン関連以外の業務が行われていたと認識している。エテル側の管理台帳で、ワクチン業務以外の記録がある勤務時間などを返金対象とした」と回答。」
会社ぐるみで「内職」をしていたとは...。
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— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) August 20, 2023