耐震強度偽装事件の別件で、建設業法違反(粉飾決算)の罪に問われた木村建設の元東京支店長の初公判が開かれたという記事。
検察側は、問題となっている04年6月期決算で売り上げを前倒し計上した4工事のうち、3工事の計上は元東京支店長が決めたと指摘しているそうです。また、粉飾のきっかけは97年に元支店長が進めたマンション工事で約3億円の赤字が出たことだといっているようです。
元支店長は容疑を否認しており、検察の主張が正しいのかどうかはまったくわかりませんが、仮に正しいとしても、非上場会社の粉飾決算で、しかも会社経営者ではなく工事事務所長レベルの人物です。3ヶ月も拘留しておくような罪なのでしょうか。
この事件だけ見ると、日本の建設業の会社は、粉飾決算をすると、世界中で最も重い刑事罰が課せられるということになります。
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