ソフトウェア会社DIVAのイベントの模様を伝える記事。IASB前理事の山田辰己氏らが講演を行ったようです。
「・・・企業会計審議会の議論自体には的外れな内容が多いと山田氏は思っていて、「現在の日本の状況は残念」と指摘した。「企業の業績を測る尺度を統一したいという意見に対して世界で反対の声はない。現在の審議会や大臣の発言は、その統一についての意見が分からない。統一に反対するのであれば、それに対する意見が必要で、個別の議論になる。切り分けて考える必要がある」」
「・・・香港、台湾、マレーシア、メキシコ、アルゼンチンなどが適用を予定していて山田氏は「まさにIFRSのラッシュが来ているのが日本の外の状況だ。日本の雰囲気だけでIFRSを判断しないでほしい」と世界と日本のIFRSについての認識の違いを訴えた。IFRS適用の判断をまだ明確にしていない米国については、「SEC(米国証券取引委員会)としての国際的な地位が落ちる可能性があるので、あまりネガティブな決定は出てこないだろうと私は思っている」と話した。
その上でSECはコンドースメントアプローチを取る可能性が高いと指摘した。・・・」
現状では、山田氏のような意見は少数派になっているのかもしれません。
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