地場証券の新潟証券に、13億円の簿外債務があったという記事。
この記事だけではからくりがよくわかりませんが、ブルームバーグの記事によると、「65年に顧客から借り入れた株券の運用失敗で出した2億円の損失穴埋のために割引金融債の代金を株券の買い戻し資金に充当。その後、今年8月まで割引債の償還期限が来る度に同様の手口で償還資金を集めていた」とのことです。割引債を買った顧客には虚偽の取引報告書や預り証を渡してだましていたようです。要するに顧客から預かった資金を流用して、自社の損失の穴埋めに使っていたということになります。顧客からの預かり資産の分別保管はどうなっていたのでしょうか。
最近の「不正経理」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事