ASBJが過年度遡及処理に関する会計基準案を4月3日に公表議決する予定であるという記事。
「誤謬の修正再表示が実務上不可能な場合の取扱いについては会計基準本文に規定を設けず、「結論の背景」部分に記載を行う方向だ。」
当サイトでは何回もいっていますが、「結論の背景」はルール(基準、取扱い、指針・・・)を書く場所ではなく、まさにルールを決めた背景を記載する場所です。意見がまとまらず、ルールを決めることができないのなら、「結論の背景」にはルールを決められなかった旨とその背景事情を書けばいいのだと思います。
そもそも「結論の背景」にしか書かれていないルールを、企業や会計士は遵守する必要があるのでしょうか。
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