円安で大手商社の自己資本が増加するという記事。
「為替が円安に振れていることで、海外に資産を多く保有する大手商社の自己資本が増加する可能性が出てきた。海外資産の円換算時にプラス要因が発生するためで、1ドル=82円を前提に試算すると、2013年3月期末の自己資本は大手商社5社合計で、12年9月末の水準である同78円が続いた場合よりも、3700億円程度増加しそうだ。」
円安により、資本(純資産)の一項目である「為替換算調整勘定」が増加する影響です。
包括利益計算書が導入されたのですから、(プラスの)「その他の包括利益」の発生といっても同じですが、直接にBSへの影響で説明した方がわかりやすいのでしょう。
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