2010年3月期の内部統制報告書で、「重要な欠陥」に該当する内容を開示した企業が22社あったという記事。昨年は56社であり、半分以下だそうです。
「10年3月1日から31日の間に決算を迎えた企業は2627社あり、重要な欠陥を開示した企業の割合は1%に満たなかった。2年連続重要な欠陥を開示した、あるいは1年目は意見不表明で今年重要な欠陥を開示した企業は10社あった。」
記事では、欠陥の原因についてもふれています。
「重要な欠陥を開示した主原因としてもっとも多かったのは、監査人の指摘などにより有価証券報告書などの訂正をした企業だ。」
監査人は虚偽記載を未然に防いだということで本来褒められてもいいはずですが、この場合は、会社への指導不足を指摘する人もいるかもしれません。
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