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平成28年公認会計士試験論文式試験の試験問題及び答案用紙について(金融庁)

平成28年公認会計士試験論文式試験の試験問題及び答案用紙について

8月19日から21日にかけて実施された公認会計士試験論文式の試験問題が公表されました。

ざっとしか見ていませんが、持ち込み不可で6割以上とるのは、なかなか難しそうです。これに合格する人は、優秀だと思います。


ところで、監査論の問題に、実例に基づくと思われるおもしろいものがありました。限定付意見の問題です(問題2)。


(クリックで拡大)

問題中のA社は「総資産 350,000 百万円,純資産 180,000 百万円 売上 150,000 百万円,経常利益 30,000 百万円,当期純利益 18,000 百万円」という優良会社です。

しかも、その後、訂正報告書を出すという想定になっています。


(同上)

当サイトでも何回か取り上げたオービックの事例に似ています。

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オービックの例では、限定をいったんはずしたあとに、限定をはずして無限定となっていた期の訂正報告書を出しています。限定をつけていた期は、なぜか訂正の対象となっていません。この点は、問題と異なるようです。
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