会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

セイクレストの元社長らを強制調査、虚偽の情報開示で増資(ロイターより)

セイクレストの元社長らを強制調査、虚偽の情報開示で増資

ジャスダックに上場していた「セイクレスト」の水増し増資事件で、元社長らに対する強制調査が行われたという記事。

「証券取引等監視委員会は29日、セイクレストの元社長とコンサルティング業者に対し、大阪府警察本部と合同で強制調査を行ったと発表した。」

「2人は、上場廃止を回避するため、評価額を水増しした土地を取得し開発販売するとの計画を開示し、自己資本を増強して上場廃止を免れていた。」

こちらは少し詳しい記事です。コンサルタントのことを書いています。

「私の仕事はボロ会社の再生だ」 証券アナリスト、企業操り荒稼ぎ 水増し増資事件(産経)

「証券関係者によると、松尾容疑者は平成10年から東京で投資顧問会社を実質経営しており、上場企業に不適切な資金調達を指南する人物として有名だった。関係者は「株価操縦やインサイダー取引といった明確な違法行為には手を染めず、破産危機に陥った企業の資金調達にかかわり、手数料収入を稼ぐのが常(じょう)套(とう)手(しゅ)段(だん)だった」と指摘する。」

堀ドリームインキュベータの「暗部」(FACTA2012年8月号)

「2010年3月25日、経営不振に喘ぐセイクレストは21億2千万円の増資を実施した。割当先は福島県内で2カ月前に設立されたばかりの「カナヤマ」なる合同会社。しかも払い込みの大半、20億円分は不動産の現物出資によるものだった。」

「乱発された新株はどこに流れたのか。じつはここでドリームインキュベータが登場する。増資から4日後、カナヤマは受け取った530万株のうち2割超にあたる約125万株をドリームインキュベータに譲渡しているのだ。それらは2カ月後、市場で売却された。」

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