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「梅旧院光明殿」1・4億円脱税疑い ビル型納骨堂運営、女性社長ら3人逮捕 大阪地検特捜部(産経より)

「梅旧院光明殿」1・4億円脱税疑い ビル型納骨堂運営、女性社長ら3人逮捕 大阪地検特捜部

ビル型納骨堂を運営している「光明殿」という会社の社長(63歳)が脱税容疑で逮捕されたという記事。経理担当者と業務委託先の会社社長も逮捕されています。

「3人の逮捕容疑は、平成26年8月期までの4年間で、光明殿が手がける納骨堂運営に関する業務について、××容疑者の会社に委託しているように装うなど架空の経費を計上する手口で、光明殿の法人所得計約5億2800万円を隠し、法人税の支払いを免れたとしている。

関係者によると、同社はこの4年間で約23億8千万円の売上高を計上。実際の法人所得は約6億6700万円だったのに、業務委託費をでっち上げて経費を水増しし、不正に利益を圧縮するなどして、法人所得の約2割にすぎない約1億3800万円しか申告していなかったという。」

よくありそうな脱税のパターンです。

この業務委託費というのは、コンサルタント業務契約による経費だったようです。

ビル型納骨堂「梅旧院」、脱税容疑で社長ら3人を逮捕(朝日)

「関係者によると、光明殿は宣伝や営業に関するコンサルタント業務の委託契約を××容疑者の会社と結び、業務委託費を計上していた。だが特捜部は、押収資料や関係者の証言などから、実際にはコンサルタント業務が行われていなかったとして、架空経費と判断した模様だ。」

冤罪事件を起こしている大阪地検特捜部の判断ですから、鵜呑みにはできませんが...
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