会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

花王、12月期最終益を60億円下方修正へ カネボウ化粧品“まだら美白”関連の特損発生で(産経より)

花王、12月期最終益を60億円下方修正へ カネボウ化粧品“まだら美白”関連の特損発生で

花王が業績見通しの修正を発表したという記事。

「花王は29日、平成25年12月期の連結業績見通しを修正し、最終利益を従来予想の730億円から670億円に引き下げると発表した。子会社のカネボウ化粧品などが製造・販売した美白化粧品の自主回収で、特別損失56億円などを計上したため。」

業績予想の修正に関するお知らせ(花王)

特別損失の56億円だけでなく、売上原価で処理する部分もあるようです。問題の製品の在庫評価減などでしょうか。

「株式会社カネボウ化粧品並びに株式会社リサージ、株式会社エキップが製造販売したロドデノール配合美白製品の自主回収関連による損失費用が、売上原価に28 億円、特別損失に56 億円含まれています。」

カネボウといえば、中央青山の消滅につながった粉飾事件を思い出します。都合の悪いことを隠す会社の体質は変わっていないのかもしれません。
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