横田増生が『大東建託の内幕』(三宅勝久 著)を読む
『大東建託の内幕』という本の書評記事。
スルガ銀行で問題になっているアパート投資については、この会社がトップ・ランナーなのだと思いますが...
「本書は、フリーのジャーナリストである著者が、九年をかけ、大東建託のブラック企業ぶりを、暗闇から力業で白日の下に引きずり出した労作だ。裁判傍聴や事件の現場を訪ね歩き、ウェブマガジンに書き続けた結果がこの一冊に結実した。」
「不首尾に終わった取引の尻ぬぐいをするのに、四百万円近くも自腹で払うよう会社から強要され自殺した営業マンの家族の沈痛な声。一億円の銀行融資の詳細が決まらないままアパートの建築を強行されそうになった地主の不審がる声。「通帳だけ見てればいい」と言われたが、十年後に突然家賃を引き下げられた家主の怨嗟の声――こうした恨みつらみの声が本書にはあふれている。」
大東建託の内幕 〝アパート経営商法〟の闇を追う 三宅 勝久 同時代社 2018-06-18 by G-Tools |
(アマゾンでは定価より高くなっているようです。ご注意ください。)
(楽天では定価で買えるようです。)
出版社のサイト。
http://www.doujidaisya.co.jp/book/b369786.html