東京五輪誘致費の会計書類の所在が不明となっているという記事。
「2020年東京五輪・パラリンピック招致に使われた海外コンサルタント費計9億円余りの支出を裏付ける会計書類の所在が不明になっている。」
誘致活動を行っていたNPO法人が解散し、そのどさくさまぎれに、どこかへ消えてしまったようです。
「海外コンサル費を巡っては、シンガポールのコンサル会社「ブラックタイディングス」(BT社)への支出が不正に使われた疑惑が浮上し、フランス検察当局が捜査している。
NPO法人「東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会」(東京都新宿区)は12年4月に設立され、当時JOC会長だった竹田恒和氏が理事長に、現在スポーツ用品メーカー「ミズノ」の相談役会長を務めている水野正人氏が専務理事に就任。役員はJOCや都幹部を中心に構成された。13年9月の国際オリンピック委員会(IOC)総会で東京開催が決まり、招致委は14年3月に水野氏を清算人として解散した。」
「事務局長ら3人は「水野氏の管理下にあるはず」と答えたが、水野氏は「(文書は)持っていない。(行方は)分からない」などと述べた。事務局長は「(招致委の収入に)税金が入っているわけではないので対外的にオープンにしないことになっている」とも話した。
招致委などがまとめた「招致活動報告書」や国会議事録によると、招致委は11年9月から実質的な活動を始め、ロビー活動の関連費用など約65億円を支出した。このうち「海外コンサル費」への計上は約7億8600万円。」
ミズノの倉庫を調べたら出てくるのでは。
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