三井物産、石油取引子会社を解散・ナフサ不正取引発覚

NIKKEI NET：企業 ニュース

三井物産のシンガポールの石油取引子会社で発覚したナフサの不正取引をめぐり、不正に関与した契約社員が逮捕されたという記事。また、三井物産はこの石油取引子会社の解散を決めたとのことです。

当社子会社Mitsui Oil (Asia) Pte. Ltd.(MOAS社)のナフサ関連取引に関わること

このプレスリリースや新聞記事を読んでもよくわからないのが、いつから損失の隠ぺいをしていたのかということです。昨年の９月中間期ではその時点の損失を反映させた決算を行っているようですが、昨年６月の第１四半期や、３月の本決算の時点で隠ぺいがあったのかが不明です（その時点で損失隠ぺいがあれば重要性にもよりますが決算の修正が必要です）。

また、不正の動機を含めた経緯がまったくわかりません。本当にこの子会社だけの問題なのでしょうか。

「今後MOAS社並びに当社は同国司法当局による真相解明に全面的に協力してまいる所存です」と書かれていますが、当局の捜査とは別に会社として調べるつもりはないのでしょうか。

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