架空経費計上で2700万円脱税容疑 弁護士を逮捕 東京地検特捜部
弁護士法人の代表である弁護士(53歳)が法人税法違反などの疑いで逮捕されたという記事。
「逮捕容疑は、自身が代表を務める弁護士法人の業務に関し、架空の業務委託費を計上するなどして、2017年12月期と19年12月期の2年間で、計約1億1100万円の所得を隠し、法人税と地方法人税計約2700万円を脱税したとしている。」
容疑者の弁護士は、脱税の意図はないといっているそうです。
弁護士事務所代表 架空経費計上 約2700万円脱税疑いで逮捕(NHK)
「関係者によりますと事務所のコールセンターにAIを導入するためのコンサルティング費用の名目で架空の業務委託費を計上していた疑いがあるということです。
特捜部は弁護士の認否を明らかにしていませんが、関係者によりますと逮捕前の任意の事情聴取に対し「コンサルタント業務を依頼したのは間違いなく、脱税の意図はない」などと容疑を否認していたということです。」
幅広く活動している弁護士のようです。
「2009年に「××××法律事務所」を開き代表を務めていて、これまでに、払いすぎた利子、いわゆる「過払い金」の返還請求の裁判で金融機関側の代理人などを務めたほか、クレジットカード会社や通信販売会社の債権回収などを請け負っていたということです。
東京 千代田区のほか、大阪市や名古屋市にも自身が代表を務める弁護士事務所を開設し、あわせておよそ10人の弁護士が在籍しているということです。」
こちらは千葉の土建会社の脱税事件です。
千葉の土木業者、1億円脱税容疑 貸付金を経費に仮装か(朝日)
会社、81歳の取締役、(別報道によれば脱税指南役とされる)事務機器販売会社元実質経営者(44歳)が告発されています。
「関係者によると、2人は共謀し、三枝組から事務機器販売会社への貸付金を、業務委託費と装って経費を計上。2022年11月までの3年間に法人税約7900万円と消費税約2800万円を免れた疑いがある。」
約1億円の脱税疑いで建設会社取締役を刑事告発…貸付金を業務委託費と偽り所得隠しか 東京国税局(FNN)
「東京国税局から刑事告発されたのは、茂原市の「三枝組」と経理担当の取締役、×××××氏です。
××取締役は、別の脱税事件の指南役としても起訴されている×××被告と共謀して、貸付金を業務委託費と偽り2億8800万円あまりの所得を隠すなどして、法人税と消費税あわせて約1億700万円を脱税した疑いが持たれています。」