会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

CHIグループ、IT全般統制の不備で「重要な欠陥」の開示を表明(ITproより)

CHIグループ、IT全般統制の不備で「重要な欠陥」の開示を表明

CHIグループの11年1月期の内部統制報告書が、「重要な欠陥」ありになったという記事。IT全般統制の不備だそうです。

「CHIグループによると、IT全般統制の不備は連結子会社である丸善で発生した。期末日直前である10年12月20日に丸善の学術情報ソリューション部の書籍販売・物流システムを刷新する際に、データ移行で不具合が起こった。」

「・・・書籍販売・物流システムに対するIT全般統制の整備・運用状況を評価した結果、テスト時の書類の承認に不足があるなど「IT全般統制に関する証跡に不備があったことが分かった」(同社)。「システムの不具合が期末日直前に発生したことから、IT全般統制の不備を修正できなかった」としている。」

プログラムの変更に関する統制に不備があったということでしょう。財務数値との関連性は間接的ですから、重要な問題かどうかの判断はなかなか難しそうです。

財務報告に係る内部統制の重要な欠陥に関するお知らせ(PDFファイル)
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