淀川製鋼所の子会社の鉄鋼販売会社「ヨドコウ興産」の元経理担当社員が、横領容疑(電子計算機使用詐欺罪)の刑事裁判で懲役2年6月を言い渡されたという記事。
「判決によると、昨年3~5月、社内の端末を使用して同社の銀行口座から4回にわたり、計1億5千万円を自身の口座に振り込み送金し、だまし取った。」
被告側の「会社の指示でやった」という主張は認められなかったそうです。
1回ならともかく、月をまたいで何回もやられたというのは、内部統制もかなり甘かったのでしょう。
1億5千万円詐欺の罪 女に実刑(NHK)
「これまでの裁判で××被告は「会社の指示でやった」などと無罪を主張していましたが、19日の判決で大阪地方裁判所の柴山智裁判官は「被告の主張はあまりにも唐突で到底、認められない」と指摘しました。
そのうえで、「経理を任せられていた立場を利用した悪質な犯行で、被害額も多額で刑事責任は重い」として懲役3年の求刑に対し、懲役2年6か月の実刑判決を言い渡しました。」
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