会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

脱税指南事件、国税局OBに有罪判決(朝日より)

脱税指南事件、国税局OBに有罪判決

顧問先の企業に脱税を指南したとされる国税局OBの元税理士(70歳)らに有罪判決があったという記事。この元税理士ともうひとりの元税理士が実刑、記帳代行会社社長の執行猶予付きの懲役刑だったそうです。70歳の元税理士には罰金1億5千万円も課せられています。

「判決によると、××被告らは共謀して、2009~13年に医療法人や出会い系サイトの運営会社など4法人に架空の経費などを計上する手口で、法人税計約4億8千万円を脱税した。」

脱税指南の国税OBら実刑 東京地裁判決(日経)

「判決によると、3人は東京都内のシステム開発会社などの税務申告に関与し、××被告が役員を務める会社に外注費を支払ったように装うなどの手口で法人税計約4億8千万円を脱税した。前田裁判長は「国税職員の経験に根ざした所得隠蔽工作など、犯行は非常に悪質」と指摘した。」

こちらは国税OBはからんでいませんが...

住宅設計会社、5700万円脱税容疑 東京国税局が告発(朝日)

「関係者によると、同社は2013年12月期までの4年間に、知人の設計事務所にうその請求書を作らせる手口で架空の外注費を計上し、所得を少なく見せかけた疑いがある。隠した資金は××社長名義の口座で保管していた。」
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