欧州連合(EU)が、暗号資産(仮想通貨)の規制案で暫定合意したという記事。
「発表文によると欧州議会と欧州理事会は、暗号資産サービス業者(CASP)の監督や消費者保護、仮想通貨ビットコインやイーサなどの暗号資産の環境セーフガードについての新規定を承認した。欧州証券市場監督機構(ESMA)が業界監督の役割を担うことになる。」
EU、仮想通貨を包括規制 大筋合意 消費者保護を徹底(日経)(記事冒頭のみ)
日経によると、「正式な手続きを経て、2023年にも成立する見通し」とのことです。
マイニングなどで電力を大量に使っているということで、気候変動への影響の開示も義務付けるそうです。
EU Reaches Provisional Deal on Landmark Crypto Rules(ブルームバーグ)
対象から除かれるのは...
Nonfungible tokens that are offered to the public at a fixed price, such as for tickets to an event or as an item inside a video game, will be exempt from the new rules — though the Parliament said these could be introduced under MiCA’s scope at a later date. NFTs were a prominent point of disagreement among member states in discussions before Thursday’s final round, according to people familiar with the talks.
大暴落のビットコインは買いどきなのか?坂村健、楠木建ら“圧倒的実績者”4人が全員一致で悲観的見解の理由(FLASH)
「1980年代からコンピュータ科学者として世界の先頭を走ってきた坂村氏は、ビットコインの特徴をこう語る。
「たとえば金や株式などの金融資産は、希少な製品の原料になったり、会社の支配権を得られたりといった“外部の価値”と結びついています。
それに対し、ビットコインは“外部の価値”と連動しない孤立した存在です。『複製不能』で『生成が困難』であるという機能そのものに希少価値が生まれ、買う人がいるわけです」
...
さらに今後は、国家が主導する「デジタル元」や「デジタル円」も登場してくる。
「それらと違い、“外部の価値”を持たないビットコインは、いかにも中途半端です。ブロックチェーン技術の利用がさらに広まっても、今後ビットコインからは徐々に人が離れていき“孤立した価値”を人が認めなくなった瞬間、価値はゼロになると思います」(坂村氏)」
「ビットコインの基盤となるブロックチェーンの技術は堅牢だが、思わぬ落とし穴があると楠木氏は言う。
「ブロックチェーンは、中央銀行のような信用を担保とせずに経済取引ができる優れた技術で、『信用不要』という哲学で言い表わされます。しかし、この技術に引き寄せられてきたのが、暗号資産界でいちばん“信用できない奴ら”なんです(笑)」」
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