ダイキン工業の課長級だった社員が、同社から2億円超を着服していたという記事。
「同社によると、元社員は社内システムを担当。4月23日に懲戒解雇された。取引先のシステム会社と価格交渉する立場を悪用し、複数の取引先に水増し発注させた上で還流させていた。着服は数年前からで、元社員は同社の調査に「遊興費に充てていた」と話した。
大阪国税局の税務調査で発覚。還流させた金の入金先が元社員の個人口座になっていたことから、税務上の経費として認められないとして、国税局が2013年3月期までの5年間で約2億5千万円の所得隠しと認定した。」
よくありそうな不正です。発注、支払い関係の書類上は不備のないようにしていたでしょうから、発見はなかなか難しそうです。
たしか、週刊経営財務最新号の「新会計監査12ヶ月」という読みもの(フィクション)でも、同じような事件を書いていました。
ダイキン元社員が2億円着服か 外注費水増し還流(日経)(記事冒頭のみ)
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