会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

日本医大が6億円申告漏れ 非課税制度の対象巡り(日経より)

日本医大が6億円申告漏れ 非課税制度の対象巡り

日本医科大学が税務調査で、2017年3月期までの7年間にわたる計約6億6千万円の申告漏れを指摘されていたという記事。

「関係者によると、申告漏れの多くは、非課税制度の対象になる公益目的の事業として申告した費用の一部が、課税対象の収益事業に関係するとみなされたものという。

また、付属病院の医師を医療機関に派遣した際の謝礼などを法人の所得として計上していなかったとして、申告漏れ総額のうち約2千万円は仮装隠蔽を伴う所得隠しと認定されたもようだ。」

収益事業の費用が実は非課税事業の費用だったので指摘されたというのならわかるのですが...。

日医大6.6億円申告漏れ、国税指摘 謝礼計上せず(朝日)

「同大は各地の医療機関からの求めで付属病院の医師を派遣しているが、派遣先が支払った謝礼や紹介料などの一部を、学校法人の口座ではなく、派遣された医師が所属する医局の口座で受け取っていた。民間企業からの委託研究費などの一部もこうした口座に入っていたという。」

学校法人の帳簿の外で、カネのやりとりをしていたということでしょうか。
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