インデックス粉飾事件のやや詳しい記事。特別に新しい情報はなさそうですが、前半で循環取引について、後半で日本振興銀行関連の資金調達や出資についてふれています。
「07年までインデックスの監査を担当していたのは明和監査法人。一部の取引について明和は「取引に不審な点がある。売掛金が回収されていない」と指摘し、インデックスは一部の売り上げの計上を取り消し、決算書をつくり直した。その直後の07年10月、インデックスは監査法人を明和から清和に変更しており、特捜部は循環取引の発覚を免れ、粉飾決算を続けるために監査法人を変更した疑いがあるとみて調べている。
インデックスの粉飾決算を主導してきたのは、経営企画室であったことが明らかになってきた。経営企画室には資金調達や会計・税務に詳しい社員が複数配置されており、関連企業に対し循環取引へ協力させるために手数料の支払いを持ちかけていたのもこの部署だった。インデックスは07年8月期決算から5年連続で赤字となり、決算期が近づくと正美氏から「赤字になったら困る」と循環取引を指示されていたといわれている。」
しかし、循環取引の問題だけなら、通常の粉飾事件ということになり、特捜部まで登場する必要はないようにも思われます。やはり「日本振興銀行ルート」を狙っているのかもしれません。
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