国税庁の発表によると、ブルガリアの税務当局の情報システムがハッキングを受けたそうです。
「2019 年7月 15 日、ブルガリア税務当局(National Revenue Agency)の情報システムがハッキングを受け、保有する税務情報や金融口座情報がメディアに漏えいした旨、NRA やOECD ホームページにおいて公表されています。」
Statement on the data breach in the National Revenue Agency of Bulgaria(OECD)(8月30日付)
ブルガリア国内の情報だけでなく、共通報告基準(CRS)に基づく自動的情報交換制度により交換された情報も、漏洩データに含まれるそうです。
The information technology system of the National Revenue Agency (NRA) of Bulgaria was hacked and a significant amount of its data was provided to the media on 15 July 2019. Bulgaria subsequently confirmed that this data was from NRA systems and that it included data automatically exchanged with international treaty partners under the Common Reporting Standard (CRS) Multilateral Competent Authority Agreement and the EU Directive on Administrative Cooperation.
国家歳入庁に不正アクセス、500万人の個人情報流出 ブルガリア(CNN)
「ブルガリアで国家歳入庁がハッキングの被害に遭って500万人あまりの個人情報が流出する事件が起きた。ブルガリアの人口は約700万人。就労者ほぼ全員の情報が流出したことになる。
「この情報は今、誰でも自由に入手できる状態にある。ブルガリアでは大勢の人がこのファイルを入手した。ブルガリアだけではないはずだ」。自分も個人情報流出の被害に遭ったという男性は憤る。流出した情報はインターネットを通じて公開されており、この男性のようにITの専門家でない人でも見付けることができたという。」
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