東証1部上場のアコーディア・ゴルフで、専務が記者会見を開いて、社長の「コンプライアンス違反」を告発したという記事。
「17日、「一部大株主から、社長によるコンプライアンス違反の疑惑が指摘された」として東京都内で記者会見を開いたのは、秋本一郎専務・・・。秋本専務によると、一部大株主から指摘のあった竹生道巨社長に対する疑惑の内容は、会社財産(5千数百万円程度)の私的流用と、取引業者からの私的な便宜供与の受領(731万円)で、いずれも竹生社長の親密な女性数名がからんでいたとしている。」
本日の一部報道について(PDFファイル)
「・・・本件については、事実関係を徹底的に調査し、当社のコンプライアンスの改善を図るためには、当社の社外取締役のみにより、特別コンプライアンス委員会を設置し、外部の弁護士を調査補助者として独自に選任した上、当社社内取締役4 名全員を対象として調査を実施することが適切であると判断いたしました。」
東洋経済の記事で引用されている専務の話によれば、「取締役会から完全独立した外部識者などによる第三者委員会」を取締役会で提案したが、認められなかったそうです。社外取締役では独立性が足りないということでしょうか。
ちなみに、EDINETで調べると、監査人は大手監査法人でした。
ゴルフ場会社:社長が財産私的流用の疑い(毎日)
「秋本氏によると、3月下旬に株主から、不正行為の情報が文書で寄せられたという。秋本氏は、子会社などから聞き取りした結果として「竹生社長が親密な5人の女性に(本来無償の)同社ゴルフ場の『モニター料』などとして約2400万円を支払うなど、概算で5000万~6000万円の私的流用の疑いがある」と指摘した。」
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