会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

協和コンサルタンツ、経理部門社員が不正行為・被害金額は約4500万円(Market newslineより)

協和コンサルタンツ、経理部門社員が不正行為・被害金額は約4500万円

ジャスダック上場の協和コンサルタンツが、出納業務担当社員による不正行為を公表したという記事。

「不正行為は、7月下旬に当該社員が無断欠勤した理由を調査する過程で見つかったもので、その後、本格的な調査を行うことにより、被害金額は同社と子会社1社を合わせた合計で約4500万円に達したことが判ったとしている。」

どういう不正なのかを知りたいところですが、会社の発表をみても、ほとんど書いてありません。社外監査役らによる内部調査委員会の結果待ちのようです。

当社従業員による不正行為に関するお知らせ(PDFファイル)

こちらは非上場会社の不正ですが、一社員ではなく役員が絡んだより大がかりな事件です(記事によれば損害額は約2億9千万円)。

架空の取引繰り返す…特別背任容疑で大阪の印刷会社元役員を逮捕 大阪府警(産経より)

「書類上で架空の取引を繰り返し、会社に損害を与えたとして、大阪府警捜査2課は18日、会社法の特別背任の疑いで、大阪府門真市の印刷会社「日本ウエブ印刷」元副社長××××容疑者(44)=大阪市旭区=を逮捕した。

逮捕容疑は2012年1~2月、役員の立場を利用して大阪市内の取引先に架空の業務を1060万円で発注、日本ウエブ印刷に債務を負担させて損害を与えた疑い。

捜査2課によると、当時は専務で、売り上げを水増しする目的で架空の取引を繰り返す「循環取引」を装っていた。書類上、この業務を請け負う形になった別の会社から1060万円の大半を個人的に受け取っていた。」

粉飾目的と横領目的の両方があったのでしょうか。
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