岡山市の郵便局の元局長が顧客の貯金などを着服したとして、日本郵便などが訴訟を起こされているという記事。請求総額は4億円規模になるようです。
「訴状などでは、元局長は1996年ごろから2011年11月にかけ、顧客の口座から無断で貯金を引き出したり、顧客が購入した国債を勝手に解約するなどして計約2億8千万円を着服したとしている。日本郵便またはゆうちょ銀行を相手に岡山、東京の両地裁へ提訴した。
顧客の代理人の1人によると、別の同市、80代女性も貯金約1億1500万円を勝手に引き出されたと主張しており、6月にも提訴する。
貯金などが被害に遭ったという原告の会社社長女性(62)は「先物取引などに使ったと聞いた。会社の資金の多くを着服されており、絶対に許せない」と話した。」
小さな郵便局は、都市銀行などと比べて、のんびりした雰囲気がありますが、管理は甘いのでしょう。
以下最近の横領事件の記事より。
「生活苦しく」 女性司書、中学図書室の3000冊転売(産経)
「市教委によると、女性は「生活が苦しかった。何冊売っていくらになったか分からない」と、転売したことを認めている。図書室の本であることを示すラベルを貼らず、複数の古本屋に分けて売っていた。
女性は平成20年4月から今年3月まで臨時職員として同校に勤務していた。この5年間に学校が購入した4800冊のうち約3千冊が見当たらないという。」
特別背任容疑:「びっくりドンキー」元役員逮捕 愛知県警(毎日)
「容疑は2011年10月~12年7月、フランチャイズ店用にJAあいちから米を購入した際、相場の変動に備えて代金を余分に支払っていたが、返還された約125万円をアジアルに入金せず、自分の口座に振り込み損害を与えたとしている。」
熊本市、職員2人を懲戒免職 横領や公金流用で(西日本新聞)
「市のスポーツイベントの会計などが担当の参事は、2007年から関係団体に支払う補助金などを着服していた。市は29日の記者会見で「本人と連絡が取れないが、流用額のうち約1900万円は本人が弁済し、実質的な被害額は約920万円に上る」と説明した。」
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