ジャスダック上場の「アクセス」の粉飾決算事件で、元社長(創業者)らが会社法の特別背任の疑いで、再逮捕されたという記事。
「調べでは、2人は共謀し、平成14年7月~19年3月、村上容疑者が実質的に経営する韓国・ソウル市のシステムレンタル会社に資金提供をする目的で、アクセス社から国内の別会社へソフトウエア開発請負契約名目で、28回にわけて計約20億円を支出させ、アクセス社に損害を与えた疑い。
約20億円のうち約16億7000万円が売買契約の名目で国内の別会社から韓国の会社に支払われ、さらに韓国の会社からアクセス社に約12億3000万円がシステムリース料として支払われていた。」
関連当事者との不正な取引があったということになりますが、オーナー社長が海外で経営していた会社ですから、関連当事者として識別すること自体難しいかもしれません。
創業者ら特別背任容疑で再逮捕へ 「アクセス」粉飾決算
当社及び当社元役員に対する起訴と特別背任容疑による当社元役員の再逮捕に関するお知らせ(PDFファイル)
会社は、5月16日付「社内調査会計最終報告」等ですでに開示済みといっています。
過年度決算短信等の修正に関するお知らせ(PDFファイル)
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