会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

日産は社債2500億円延期、西川氏報酬問題で-ガバナンス懸念の声(ブルームバーグより)

日産は社債2500億円延期、西川氏報酬問題で-ガバナンス懸念の声

社長の不正報酬問題が報じられて、日産自動車が、社債2500億円の発行を延期したという記事。

「発行体の都合できょう条件決定予定の社債発行を延期する、と主幹事の1社の三菱UFJモルガン・スタンレー証券が5日資料で明らかにした。日産自コーポレートコミュケーション部の百瀬梓氏は、今回の報道を理由に起債を延期したと述べた。」

「カルロス・ゴーン会長(当時)が昨年11月逮捕された日産自は不祥事後初の起債が先送りになった。4日内定した4本立て債の利率は同格付け債より高さが際立ち、発行額は2500億円と日産自で国内債の一度の金額として最大だった。」

「ある投資家は日産自の今回債について、ここまでガバナンス悪化が露呈して起債すれば、発行後にまたスキャンダルが出て販売証券の引受審査能力も含めて訴訟問題になりかねないと指摘した。また日産自債を購入予定だった投資家は、社長が不正を認めたということでこれまでの第三者委員会の調査も含め経営に疑問符が付いたと述べた。利率は良いが危なすぎて次回はキャンセルしようかと考えているとしている。」

すべてをゴーン氏のせいにして逃げ切ろうとしたのが大間違いだったのでしょう。

第三者委員会の調査といっても、西川社長が指示して調査していたわけで、だれがどのように調査したのかも、公表されていないようです。ゴーン氏追い出しのための偏った調査だったのでは。
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