会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

2023年の「合同会社」の新設法人、初の4万社超 他の法人格にはないメリットとインボイス制度が寄与か(東京商工リサーチより)

2023年の「合同会社」の新設法人、初の4万社超 他の法人格にはないメリットとインボイス制度が寄与か

合同会社の設立が4万社を超えたという記事。

「2023年に新たに設立された法人のうち、「合同会社」が4万655社(前年比9.6%増)と初めて4万社を上回ったことがわかった。合同会社は、設立までの期間短縮やコスト削減、設立後も株主総会や取締役会の制度がないなど、他の法人に比べて優位性を持つ。コロナ禍が落ち着き、起業活動が一気に動き出したようだ。

また、2023年10月に始まったインボイス制度に伴い、個人事業主から法人化の動きが加速した可能性もある。」

構成比は、26.5%だそうです。

「新設法人の法人格は、株式会社と合同会社に偏り、2法人で構成比は92.6%に達する。」とのことなので、株式会社が7割弱となり、まだまだ圧倒的な第1位のようです。

記事でも、「アマゾンジャパンやグーグルなど、有力な外資企業の日本法人も合同会社を選んでいる」とありますが、ビッグ4のコンサル会社も合同会社を選んでいます。開示義務を免れるためのように見え、よい印象はありません。

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