JリーグのJ2愛媛が、12年度と13年度の決算が赤字だったのに、粉飾決算により黒字にしていたという記事。
「クラブ側は、12年度は約3360万円の赤字を約50万円の黒字、13年度も約5980万円の赤字を約150万円の黒字と公表。実際には支給されていない日本サッカー協会からの遠征関連費などを収入として計上して、支払いは少ない額にしていた。」
愛媛FCが粉飾決算 Jリーグ「制裁の対象」(東京)
「経理担当だった30代の男性職員=退職=が単独で不正処理をしていた。」
平成24年度および平成25年度の決算処理に関するご報告とお詫び(愛媛FC)
すべてこの担当者がやったことだというような書き方になっています。
「この度、平成26年10月に退社しました元経理担当者が、決算を黒字化させることを目的に平成24年度および平成25年度の決算において不適切な会計処理を行っていたことが判明いたしました。」
【愛媛】2度の粉飾決算!Jリーグ退会も(スポーツ報知)
担当者一人の責任という場合と会社ぐるみという場合とで、ペナルティが大きく変わるようです。
「愛媛は昨年10月に退社した30代の元経理担当者が、決算を黒字化させるため独断で行ったものと説明。横領や着服の事実もなかったと主張した。愛媛の主張通りだった場合はJリーグ規約第23条「Jクラブの健全経営」違反で1000万円以下の制裁金にとどまる。会社ぐるみの場合は厳罰が下る可能性があり、来季のJ3降格や勝ち点剥奪なども考えられる。」
監査をしていたのかどうかはわかりませんが、会計士も決算に関与していたようです。
「愛媛の公認会計士は今回の粉飾決算を見落としているため、大河常務理事は「次の決算は同じ公認会計士ではだめだと言ってある」と明言。」
愛媛FCの粉飾決算にJリーグ側が見解
第三者委員会を設置、さらなる原因追及へ(スポーツナビ)
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