銀行による投信や保険の販売額が、四半期の期末日になると突出するという記事。金融庁が調べたそうです。
「投資信託や一時払い保険の銀行窓口での販売額が、各四半期の期末月に突出する傾向があることが、金融庁の調べでわかった。金融機関の担当者が四半期ごとのノルマ達成に追われ、顧客の意に沿わない形で売りつける「プッシュ型営業」が横行している可能性もある。金融庁は近く分析結果を公表し、金融機関に情報公開を徹底させるなどして顧客の損失を防ぐことにつなげたい考えだ。」
それだけ高い手数料が稼げて、四半期ごとの決算に貢献するのでしょう。ますます、そういう商品は買いたくなくなります。
四半期決算をやめて、半期ごとの決算にすれば、銀行の営業担当者も少しは楽になるのでは。
もちろん、決算月になるとがんばるというのは、銀行だけの話ではないと思いますが...。
銀行関連記事。
地銀の半数、2年以上連続で「本業」が赤字 金融庁試算(朝日)(記事前半のみ)
「金融庁は毎年秋に、前事務年度の実績をまとめた「金融リポート」と新事務年度の取り組みを集めた「金融行政方針」をそれぞれ公表してきた。今年は月内にも、この二つを一体化した文書を公表し、その中でこの試算を示す。」
地域金融が不正送金の温床か 20億円、異例の一斉検査(朝日)
最近の「企業会計」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事