恒例となっている「危ない企業300社リスト」を取り上げた記事。信用調査会社のセミナーで公表されたリストをもとにしています。
「今回リストアップされた300社を業種別にみると、もっとも多かったのは建設・土木・住宅関連の73社。
経営への影響を考慮して会社名は伏せるが、歴史のある中堅ゼネコンは「社長の行き過ぎたワンマンぶりで業績悪化」、知名度の高い注文住宅施工業者は「震災後の混乱で工期ずれのほか資金繰り懸念も。どこまで持つのか注目」と指摘された。
次に多いのが飲食・食品関連の19社。
海外の料理を手がける飲食店経営会社は「かねてより債務超過だが、震災後は高級店が特に厳しい」。この会社だけでなく、震災によるキャンセルの嵐で経営が傾いた飲食業者は数多い。また、関係者の刑事事件によって信用を落とした会社の名も複数見受けられた。
そのほかで目立ったのは、震災後に動向が注目され続ける巨大企業で、「生きているような死んでいるようなゾンビ状態」と手厳しい。また、東北の被災3県が本拠地で、本社工場が津波で流された会社がリストアップされたのも、今回の特徴といえる。」
大型倒産はなさそうだという話です。また、建設業界は、「被災していない地域では公共事業がほとんどない状態」で、地場の建設業者にとって厳しい状況のようです。
たまたま企業倒産の記事が出ていました。↓
CD店のWAVEが破産へ 市場縮小で、負債24億(産経)
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