会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

「CM過剰受注」でペナルティ武田TBS社長退陣の暗部(FACTAより)

「CM過剰受注」でペナルティ武田TBS社長退陣の暗部

TBSが、広告の過剰受注の悪影響で、広告収入が落ちてしまったという記事。TBSでも、社長の号令によるチャレンジがあったようです。

「実は、TBSの広告収入は今年に入って見通しを数十億円も下回り、主要キー局に差をつけられている。原因は、同社営業局が昨年夏から、放送可能な枠量をはるかに超えるCMを受注し、売り上げに計上しながら、実際は翌月のCM枠で処理する操作を繰り返し、それが昨年末に遂に行き詰まって、大量のCM枠を広告主に返上したことにある。その結果、代理店や広告主から大顰蹙を買い、年明けのCMセールスでペナルティを受け、受注額が急減、好調だった収支も暗転して昨年度の決算は減益に沈んでしまった。

そもそも事の始まりは、「フジテレビが視聴率で自滅した今こそ、CM収入でも追い越せ」という武田社長の檄にあり、そのため、先に記したような度を越したCM受注に同社営業局の一部社員が走るという連鎖があった。」

もし、四半期決算日をまたいでいたら(例:決算月の翌月に放送された広告を予定どおり決算月に売上計上する)、粉飾決算になってしまうのでは...。(そんな初歩的な不正はないと思いますが)
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