大企業の社債発行が増えているという記事。パナソニックやトヨタ自動車などの社債発行についてふれています。
ただし、社債発行できるのは、一部の優良企業に限られているようです。
「社債発行が増えているのは、昨秋のリーマン・ショック直後におきた市場のまひがある程度収まったからでもある。しかしそれでも、発行できるのは格付けの高い企業に限られ、「低格付け企業には、とても無理」(ニッセイ基礎研究所の徳島勝幸主任研究員)というのが現状だ。」
フォード、104億ドルの債務削減策発表(NIKKEI NETより)
海外ではどうなっているかみてみると、この記事によると、米フォード・モーターは、社債と「現金+株式」の交換による債務削減策を発表したそうです。
「・・・フォードは社債1000ドルにつき約280ドル相当の現金と株式、つまり1ドルにつき約28セントを債券保有者に支払う、と提案している。
フォードは債券保有者がこの提案に応じると考えているかどうかについてはコメントを控えたが、同社が提示している価格は現在の債券時価より高い水準に設定されていると主張した。」
社債保有者に支払う「現金+株式時価」が社債の簿価より低ければ、会社には利益が生じますが、要するに債務免除と同じようなものでしょう。
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