ニイウスコー粉飾事件に関する記事。(検察などからのリークによる情報と思われますが)逮捕された元会長「粉飾の手口を部下に指示した」などと容疑を認める供述を始めたそうです。
「末貞容疑者は社内会議で、取引先の社名や各社間の取引額をホワイトボードに書き込み、約30社を介在させる循環取引の手口を具体的に指示していた。また、取引先に実物とは異なる注文票を作らせるよう部下に指示し、取引先と契約が成立したように装う手口でも架空売り上げを計上していたという。」
ということは、ライブドア事件のように、ごく限られた幹部のみで不正を行っていたのではなく、社内の相当広い範囲の人たちが、不正に関与していたということでしょうか。また、トップ自ら不正を主導していたという点でも悪質です(ライブドア事件のようにトップが黙認していたという場合も責任はありますが)。
最近の「不正経理」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事