九州郵便局長協会という財団法人の職員が約1億1800万円を横領していたという記事。刑事告発を行うとともに、損害賠償請求の訴訟を提起したそうです。
「訴状によると、横領した女性は職員だった平成18年3月から24年4月まで、協会の口座から複数回にわたり現金計1億1856万円を引き出し借金の返済や洋服代などに充てた。着服を知っていた元同僚の女性が分け前を要求、計3332万円を渡したとしている。
横領した女性は24年9月まで金銭管理担当として勤務し、分け前を要求した女性は13年に退職している。・・・」
横領を完全に防止することはできないとしても、6年間も見つからないというのは、内部統制に問題があったのでしょう。最終的には本人の責任とはいえ、大企業でなくても最低限の管理はしないと、従業員を犯罪者にすることになります。
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