三菱UFJ銀行が、米通貨監督庁(OCC)から、米国3支店のマネーロンダリング(資金洗浄)対策を強化するよう命じられたという記事。
「OCCはMUFGのニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルスの支店に業務停止命令を出した。この3支店は顧客の疑わしい活動についての報告書を適時提出せず、リスクの高い金融取引や外国金融機関のコルレス口座の監視手法に「システミックな不備」があると指摘した。」
メガバンクですら、海外監督当局からすれば甘いということですから、日本の普通の銀行はどうなのか...。
米国通貨監督庁との合意について(三菱UFJ銀行)(PDFファイル)
「株式会社三菱 UFJ 銀行(取締役頭取執行役員 三毛兼承、以下 当行)は、今般、米国通貨監督庁(Office of the Comptroller of the Currency、以下 OCC)との間で、当行のニューヨーク支店、ロスアンゼルス支店およびシカゴ支店(以下、当行の米国支店)において、米国の銀行秘密法に基づくマネーローンダリング防止に関する内部管理態勢等が不十分であるとの OCC からの指摘に関し、改善措置等を講じることで合意(以下 本合意)いたしました。」
OCC Issues Cease and Desist Order Against MUFG Bank, Ltd., for Violating the Bank Secrecy Act
「マネロン審査」に震えるゆうちょ銀(FACTA)(記事冒頭のみ)
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