西武鉄道による有価証券報告書の虚偽記載を巡り、保有していた同社株が下落し損失を被ったとして、全日本空輸がプリンスホテル(旧コクド)に損害賠償を求めた訴訟で、約6億7800万円の支払いを命じる判決が言い渡されたという記事。
おそらく、西武鉄道の虚偽表示事件では、虚偽表示が大株主の状況の箇所だったので、監査人は損害賠償請求の対象にならなかったのでしょう(監査人が個人の会計士だったということも影響している?)。しかし、これが監査対象である財務諸表の粉飾による損害で、監査人が大手監査法人だとしたら、監査人も訴訟の対象になっていた可能性が高いと思います。つい最近も、親会社が、破綻した子会社の監査人を訴えたケースがありました。
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