皆さん、台風、大丈夫でしたか?やっとちょっと涼しくなったと思ったら、これからはまた暑くなりそうですね。
いつも訳わからない日本語でブログを書かせてもらっているエイです。
ゲネプロを除き、お稽古は今週末分しか残っていません。練習はもちろん、衣装のことでも忙しくしています。男役は「仕立て屋カジキタ」になって25日の前夜祭で着る衣装を作っています。女役は26日のお芝居のための着付け教室です。
一枚の布がいろんな細かいパーツになって、そこから洋服になっていくって、お裁縫が苦手な私からしたら魔法のようなものです。その魔法がちゃんとわかっている人がいて本当に良かったです!( ̄∇ ̄)
私は縫い方がわからないながら、ミシンを持ってくることを約束しました…が…日曜日の作業にはミシンだけ持ってきて、その電源コードを家に忘れてしまいました。立川の家は国立のお稽古場から歩ける距離にあるので、走って取りに行きました。でも、家に着いたらもう汗だくで、これでまたお稽古場に走って戻ってそこから作業とお稽古か…と思って、ちょっとでも涼しくなるようにショートパンツに履き替えました。そしてまた走って戻って、汗でびしょびしょになって、結局は真面目に作業をしている「仕立て屋カジキタ」の中に一人だけシャワーを浴びてきたように髪の毛が濡れていて、ショートパンツ履いている人がいました。「だいぶ涼しい格好をしているね」とか言われました…
でも、走りながらも思いました。今回のお芝居で、私は新選組の十番隊隊長 原田左之助役をやっています‼︎と。原田左之助はお腹に切腹未遂の傷跡があったのは有名な話で、ドラマなどでその傷を人に見せる場面がよく出てきます。他にも、実際に左之助と知り合っていた人からこのようなエピソードが伝わります
「裸体で犢鼻褌一つで頬冠りをしまして、その頃、専ら習いました蘭式の銃隊に用います太鼓を、革帯をもって肩から左の腋へ下げて、撥を持ってドンドン鳴らしながらやって来る者がある。誰かと見ると佐之助であります」
そう考えると、ショートパンツぐらいで恥ずかしくなっている場合ではないですね。
日曜日の練習が終わったところに、もう一つ事件がありました。何かが窓をトントン叩いている音がしてきて、激しい雨が降り出したのかと天気を確認するために窓を開けた人がいます。するとそのトントンの音の原因が部屋の中に飛んできました。最初はコウモリかと思ったぐらいの、大きなセミでした。
意外と高い声で「キャ〜!」と叫んで走り回った隊士もいましたが、仲間を守る勇気のある優しい「井上源三郎」がセミを捕まえて、危害を加えずに外へ戻しました。
写真: 「井上源三郎」に捕まったセミを、「斎藤一」が撫でている
いつも訳わからない日本語でブログを書かせてもらっているエイです。
ゲネプロを除き、お稽古は今週末分しか残っていません。練習はもちろん、衣装のことでも忙しくしています。男役は「仕立て屋カジキタ」になって25日の前夜祭で着る衣装を作っています。女役は26日のお芝居のための着付け教室です。
一枚の布がいろんな細かいパーツになって、そこから洋服になっていくって、お裁縫が苦手な私からしたら魔法のようなものです。その魔法がちゃんとわかっている人がいて本当に良かったです!( ̄∇ ̄)
私は縫い方がわからないながら、ミシンを持ってくることを約束しました…が…日曜日の作業にはミシンだけ持ってきて、その電源コードを家に忘れてしまいました。立川の家は国立のお稽古場から歩ける距離にあるので、走って取りに行きました。でも、家に着いたらもう汗だくで、これでまたお稽古場に走って戻ってそこから作業とお稽古か…と思って、ちょっとでも涼しくなるようにショートパンツに履き替えました。そしてまた走って戻って、汗でびしょびしょになって、結局は真面目に作業をしている「仕立て屋カジキタ」の中に一人だけシャワーを浴びてきたように髪の毛が濡れていて、ショートパンツ履いている人がいました。「だいぶ涼しい格好をしているね」とか言われました…
でも、走りながらも思いました。今回のお芝居で、私は新選組の十番隊隊長 原田左之助役をやっています‼︎と。原田左之助はお腹に切腹未遂の傷跡があったのは有名な話で、ドラマなどでその傷を人に見せる場面がよく出てきます。他にも、実際に左之助と知り合っていた人からこのようなエピソードが伝わります
「裸体で犢鼻褌一つで頬冠りをしまして、その頃、専ら習いました蘭式の銃隊に用います太鼓を、革帯をもって肩から左の腋へ下げて、撥を持ってドンドン鳴らしながらやって来る者がある。誰かと見ると佐之助であります」
そう考えると、ショートパンツぐらいで恥ずかしくなっている場合ではないですね。
日曜日の練習が終わったところに、もう一つ事件がありました。何かが窓をトントン叩いている音がしてきて、激しい雨が降り出したのかと天気を確認するために窓を開けた人がいます。するとそのトントンの音の原因が部屋の中に飛んできました。最初はコウモリかと思ったぐらいの、大きなセミでした。
意外と高い声で「キャ〜!」と叫んで走り回った隊士もいましたが、仲間を守る勇気のある優しい「井上源三郎」がセミを捕まえて、危害を加えずに外へ戻しました。
写真: 「井上源三郎」に捕まったセミを、「斎藤一」が撫でている