爺ちゃんの戯言(たわごと)

時の速さに置いてきぼり!

相棒シーズン14・15に隠されたメッセージ?

2016年10月20日 | 日記
テレビ朝日のドラマ【相棒】が【シーズン15】を向かえて視聴者を楽しませている。
私もその楽しんでいる一人である。
シーズン14が始まるとき、前作(シーズン13)の最終回【ダークナイト】で主演の右京さん(水谷豊)の相棒役の甲斐亨が殺人犯人として逮捕されるというショッキングな終わり方には、それはないだろうと頭を垂れたものである。

その甲斐亨(成宮寛貴)に代わり【シーズン14】から冠城亘として反町隆史が新相棒役として登場した。

ここまでは良しとしよう・・・しかしながらこのドラマで警察機構の重要なキャリアのトップを演じていた警視監(警察庁次長)役の石坂浩二は殺人犯として逮捕された甲斐亨の父親なのであるが、それがそのままの役職で君臨しているのである。
 
殺人犯で逮捕された男の父親が警察のトップの座にどっしりと腰を下ろしている。
普通に考えれば違和感が生じても・・・と言うより実社会では考えられない事ではないだろうか?
この布陣こそ何かメッセージが隠されている!  そうか!そうなんだ!私はそう考えた。

下世話な言い方をすれば警察官たる息子が殺人犯で逮捕となれば、その警察組織でトップの座に就いている父親が何もなかったように現職に在住出来るものであろうか?・・・と考えてしまったのだ。

しかしこれには大きなメッセージが発せられていたと考えた。
そもそも親と成人した子供が犯した罪とは別のものであろう!共に罰せられるものではない。
それは全く責任がないとは言わないが世間が向ける白い眼だけで、これ以上ない、イバラの痛さであろう。

昨今、親と成人した息子の犯罪がマスコミにも、これでもかと言うほど取り上げられ
世間を騒がしくしている。
かなり前だが、日本を代表するテレビ界の超有名な司会者の息子の事件もそうであった。

今、親が背負わされる社会的制裁は当たり前だという風潮・・・これはおかしいのだ。別物なのだと・・・【相棒シーズン14】から発していたのである。

そして始まった【シーズン15】・・・奇しくも同じように有名人の息子が世間を騒がした事案が発生していた。

果たして石坂浩二は・・・・・「良かった!」堂々と警視監の椅子に座っていた。
そうだ!それでいいのだ!
それがこのドラマの隠されたメッセージでもあるのだから!       

えっ  考えすぎ?


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