子供の「嫌いな食べ物」の上位にランキングされるピーマン。 舌がピリピリして苦くて匂いがきつくて…。 なぜこんなピーマンが食用として流通しているのか? これには戦後の食品流通が関係しているようです。 敗戦直後、食料品には経済統制の網がかけられ、ほとんどの食品は自由に売買することが出来なかった時、ピーマンは対象外だったようです。 というのも、そもそも日本人の食卓にピーマンが出てくることはほとんどなく、その存在も忘れ去られていたためのようです。 東京近郊の農家は、他の野菜や米は自由に作れないのに対して、ピーマンなら自由に作って自由に売買できることに目を付けたようです。 食糧難の時代、闇市で飛ぶように売れて日本人の食生活に浸透して行きました。 最近では品種改良も進み、ピーマンも美味しくなってきているようですよ。 ピーマンはビタミンAとビタミンCを多く含むため、夏バテの防止などに効果が高く、ビタミン成分は緑色のときよりも熟して赤や黄色になったときの方が増加するそうです。
ちなみに、うちの息子もピーマンは嫌いですが、なぜかパプリカは食べます。 特に管理人特製“パプリカ入りカレー”が大好物です。 なぜピーマン入りじゃ駄目なんだろ~?