「芝エビ」はクルマエビの仲間で、ヨシエビ属の一つです。 太平洋側では東京湾より南、日本海側では新潟より南の沿岸を初め、朝鮮半島や中国、台湾などの東アジア沿岸の水深10~30mの砂泥底に生息している小型のエビで、かつては東京湾でも沢山獲れ、その地名の「芝」から付けられた名前だそうです。 しかし現在では、東京湾では殆んど獲れなくなってしまっています。 寿命は一年程で、成長すると15cm程にもなりますが、芝海老は小さい物が好まれるので、市場には10cm以下の物が並べられています。 エビはタウリンを多く含んでおり、高血圧の予防や疲労回復、視力回復に効果があります。 茹でると赤くなる色素成分はアスタキサンチンと言われるもので、強い抗酸化力で発がんを抑制し、血液をサラサラにすると言われています。 芝エビは小さな物をかき揚げなどで殻ごと食べると、カルシウムやマグネシウム、リンなどが非常に沢山摂取でき、骨を丈夫にし、イライラの解消などに効果があります。 ちなみに、芝エビは剥き身でも、一般的な生の魚の身より、カルシウムやマグネシウムが多く含まれているそうです。
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