美味しい料理とジャズの関係?
上段の文章はワープロ作成
下段はLPジャケット(10インチJAZZ LP)のデジカメ画像の切り貼り
アナログ的手法によって作られています。
テーマを変えて、定期的に作られているA4サイズ1枚のレポートです
画像では、文章は読めない。
スキャナーで読み取り、文章変換したこともありますが、文字化けが多い。
後日、自分が原文を元に書き起こします。
以下は、原文をもとにした書き起こしです (文責:カメック爺)
「おいしい料理を楽しむ」
ジャズは料理です。ジャズのスタンダード曲を聴いてジャズを素晴らしいと感じる
ジャズファンのなんと多いことか。もちろん名曲はあります。しかし曲名はあくまでも
素材であって、ジャズではありません。ジャズアルバムには「Cooking」という
アルバムのなんと多いことでしょう。他の音楽ではあまり例のないことです。
そして演奏者は料理人なのです。ライブであれば料理の展開を、レコードであれば完成した料理を楽しんでいるのです。どんな名曲も譜面どおり演奏してもジャズにはなりません。曲はあくまで素材であって、例えば大根(曲)に出汁(ブルース・フィーリング)や調味料(スイング感)などで料理(ジャズ演奏)となります。また味付けには地域色や人生経験などが加わります。レコードは言わば缶詰や冷凍食品のような保存食かもしれません。レコードもレコードメーカーのポリシーのもと、エンジニアは持てる技を酷使し、演奏者は地域色と人生経験を元に料理に勤めるのです。
したがってレコードも初期オリジナル盤、セカンドプレス盤、日本盤とでは、密度と奥行きが違ってきてしまいます。以前はレコードの数がジャズ喫茶のステイタスの時代もありましたが、現在では量より質の時代へと変わってきております。
当店でも以前は7,000枚を越えるレコードを所有しておりましたが、目的のレコードが探せなくて困った経験があります。沢山持つよりも、良いレコードしか持たない!
全国にはジャズの店が沢山あります。ライブハウスやジャズバー、ジャズカフェなど形態は様々、”ジャズ喫茶”はどこに行ったのでしょうか・・・・。