(前置き)
STAX製コンデンサー型イヤースピーカーNEW SR-3 を持っていました。1971年発売 51年前の製品です。
ダイナミック型ヘッドホンの中にあって、繊細な音を出す稀有な存在でした。
当時、STAXは衝立型のコンデンサースピーカーを作っていました。イヤースピーカーと耳慣れない表現はイヤー用に小型化したスピーカーと言う意味です。
NEW SR-3の接続端子の構造は独特で、アンプにあるヘッドフォンジャックには繋げません。専用アンプを使うか、専用アダプターSRD-7を介して、アンプのスピーカー端子に繋ぐ必要がありました。
STAXのコンデンサー型ヘッドホンは振動板の張り換えが可能です。今も高級品を出し続けている。国内オーディオメーカーは次々と姿を消していく中で、稀有な存在です。
独自技術を持ち、探求し続けている姿勢を評価するオーディオ愛好家の強い支持があるからです。
(前置き終了)
イヤーホン、ヘッドホンは現代住生活にマッチしている。複数のドライバーを組み込み、材質にも拘った高級品が出ている。高価なDAP(デジタルオーディオプレイヤー)も出ている。
これに対応する据え置き用アンプはあるのでしょうか。
音質最優先の設計をするなら真空管アンプは向いている。バランス接続対応にもできる。