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新EyeSight適合「リアビューモニター」(ドライブレコーダー内蔵) 取り付け顛末記 (大幅修正済)

◎経緯
 レヴォーグSTI sport EXを購入しました。
 交通事故の際の様子を残し、車上荒らし等の防犯にもなる「ドライブレコーダー」を付けることにしました。
 社外品「ドライブレコーダー(デジタルミラー機能付き)」取り付けに至るまでの顛末記です。

 新商品を購入した際、その取扱説明書を読んでも、「ちんぷんかんぷん」でさっぱり分からないことが多くなりました。
 例えば、スマホは掌サイズのマイクロコンピュータです。残念ながら、自分はスマホの持つ機能の1割も活用できていません。

 「機種選定理由」と「機能説明書」を初めて読む人にも分かるようにと書き始めました。
 「ドライブレコーダー」の取り付け顛末記のつもりが内容が伴っていない。
『「リアビューモニター(ドライブレコーダー内蔵)」取り付け顛末記』に改題しました。
*リアビューモニター
 車体後方映像を車内リアウインドウ内側のデジタルカメラで撮り、車内のモニター(液晶画面)に映し出す映像装置

 ドライブレコーダーの第一候補はディラーオプションでした。

○ディラーオプション「ドライブレコーダー」の特徴

①新型EyeSightカメラ用に設計された純正品。小型で見栄えが良い。

その一方、

②小型化を優先したため専用モニター画面を持たない。

③市場流通品と比べて価格は高め

  後付け可能なので、納車時の取り付けは見送りました。

 

 後付けができないメーカーオプションは迷った時は付けることにしています。

 STI sport EXの唯一のメーカーオプションは「スマートリアビューミラー」。

◎「スマートリアビューミラー」の仕組み

 リアガラス内側に取り付けられたデジタルカメラで後方景色を撮り、そのデジタル映像をリアビューミラー(液晶画像)に映し出す。

 
◎「スマート(デジタル)リアビューミラー」が生まれた背景?

○「光学式リアビューミラー」が持つ制約

①後部座席に人が乗れば、後方視界は悪化する。荷物を満載すれば全く見えない。

②雨天時、リアウインドウは雨滴で覆われ、後方視界は大きく悪化する。リアワイパーで雨滴を除いてもその視界は狭く、ワイパーそのものが後方視界を妨げる。

③後方視界はリア開放面積(リアウインドウガラスの面積)に制限される。

車のデザイン設計上の大きな制約にもなっている。


 ◎高齢ドライバーから見た「スマートリアビューミラー」の疑問。

 老眼になると近くのものを見るに老眼鏡が必要となる。遠くを見る時は老眼鏡を外したくなる。
 目の焦点距離が変わるのは苦手。苦痛である。

 ドライバーは普段は前方の遠景、時折、光学式ミラーで後方の遠景を見る。視点の移動はあるが、焦点距離の変化は少ない。目の負担は少ない。

  スマートリアビューミラーで後方を見る場合、目の焦点は液晶画面に結ぶ。つまり、焦点距離は短い。目の焦点距離は「長」から「短」に急激に変化する。老眼の進んだ高齢者の目の負担は大きいと考えます。

 スマートリアビューミラーは高齢ドライバーに不向きではないかと考えました。

 スマートリアビューミラー装着の試乗車はなく、断念しました。

 
 社外ドライブレコーダーを探しました。

◎社外ドライブレコーダーの条件

①新型EyeSightの機能を妨げない。

②後付け感が少ない。

③ディラーオプションと比べて低価格。

 ネットで見つけた「社外ドライブレコーダー」には、「スマートリアビューミラー」の機能が付いていました。

 新EyeSightは高精度システム。カメラ付近にパーツを付ければ、誤作動を起こしかねない。

 安全に直接関わることなので、ディーラーに相談しました。

◎相談内容とその回答

①新型EyeSightの動作に支障がないか。 支障なし。

②装着を依頼したい。 取り付ける。

  ディーラーは「ディラーオプション以外の取り付けを嫌がる」と言う先入観がありました。

 ディーラーの真意はどこにあるのでしょうか。

◎ディラーの本分 スバル(車)とスバル車ユーザーを守ること。

①車の安全に直接結び付くパーツの取り付けは自社工場でやるべきである。

②取付工賃を得る純然たる商行為。

ディーラーはカーメーカーの専門医。「かかりつけ医」と解釈すると分かりやすい。

◎製品構成
 「デジタル・リアビューミラー(ドライブレコーダー本体?)」、「前方撮影用カメラ」、「後方撮影用カメラ」、配線、取説等
 記録用マイクロSDカード:別売

◎取り付け後の感想

①配線はEyeSightの配線ルートを使うので余分な外配線がない。見栄えが良い。

②取り付け後、EyeSightを再調整が必要となりました。ディーラーにしかできない。 

◎「ドライブレコーダー(リアビューモニター付き)」の特徴

 通常時は「リアビューモニター」、電源OFF時は「光学式ワイドルームミラー」、非常時は「ドライブレコーダー」として機能する。

 

◎外観

            前方カメラの取り付け位置

 「フロントカメラ」は「カメラと液晶画面が一体化した市販普及品」と比べて小型。「リアビューモニター」の裏側なので目立たない。

「リアカメラ」はリアウインドウガラス内側の上部に付けるが、小型なので目立たない。(画像ありません)

 
「リアビューモニター」は「(光学式)ワイドリアビューミラー」にそっくりです。

        リアビューモニター(通常) リア映像
 

○操作方法

 「リアビューモニターの液晶画面」に指で触れて操作する。スマフォの画面を弄る感覚に近い。

①液晶画面の明るさを調整できる。

②「後方撮影用カメラ」の視点を上下に振ることができる。ドアミラーの角度を上下に調整する感覚に近い。

③リアビューカメラ、フロントビューカメラで車両前後の映像を同時に撮っている。
 「リアビューモニター」は、通常時は「リア映像」ですが、「フロント映像」、「リア映像+フロント映像」も切り替えできる。

                 前方映像 


               「前方+後方」映像。

 

           電源OFFは、光学式ワイドミラー

 ③自動録画された映像は「リアビューモニター」のカードスロットに挿入された「マイクロSDカード」に記録される。「リアビューモニター」で再生可能。

④大容量のマイクロSDカードに対応しているので長時間録画できる。ドライブ記録装置としても使えるかもしれない。

◎リアビューモニターの特徴(紹介中の製品を参考例)

○長所

①視野は光学式ミラーに比較し格段に広い。「後方撮影用カメラ」の視点を上下に振ることができる。光学式では絶対に見えない車後方下も見ることが可能。

②夜間の映像は光学式ミラーの実像より遥かに明るく、見易い。

③画面の明るさを調整できる。昼用・夜用に調整可能。

④リアビューモニターは見易い角度に自由に調整できる。調整角によっては、運転者と同乗者は一緒に同じ景色を見ることができる。

⑤悪天候に強い。リアビューカメラ前のリアウインドーが雨滴で覆われても、リアワイパーで瞬時にクリアな視界が確保される。

⑥欠点(良点?)

 後部座席の様子は全く見えない。プライバシーの保護にもなる。

 

○短所 

①老眼の進んだ人には少々辛いかもしれない。

②車内後方が見えない。荷崩れしても分らない。

 

◎感想 「リアビューモニター」の自分から評価

 取り付け以来、1年半が経過した。慣れたこともあり、見辛くはありません。

 白内障手術時に近視補正済み。新聞は裸眼で普通に読めます。

 ドライバーの老眼の進み具合次第で評価が変わるでしょう。

 「リアビューモニター」の試乗車があれば、装着車は増えると考えます。

 「スマートモニターと連動するドライブレコーダー」のメーカーオプション設定があれば、迷いなく付けたと思います。

 

◎「リアビューモニター」の今後

 自動運転化技術は進んでいる。「リアビューミラー」、「ドアミラー」等の可視情報のデジタル化も進み、全ての車外情報をセンターコンソールで把握する時代は来ている。

 

◎メーカー名・型番は非公開

 メーカー名・型番は敢えて載せません。ネット検索すれば直ぐに分かるでしょう。

 安全性を最重視するなら、ディラーオプション品をお勧めします。

 

◎後記

 新型レヴォーグ搭載の新型EyeSightは高精度システム。

 標準装備品以外のパーツを付けると、EyeSightの機能を損ない、誤作動を招きかねない。

 装着後、EyeSightの再調整が必要となりました。
 ディラーは「車の健康を守る掛かり付け医」。カルテを持っている。取り付けはディラーに依頼すべきです。
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