音楽(音)を出して、耳に届けると言う共通点がある。
その一方、アプローチに大きな違いがある。一番大きな相違点はステレオスピーカーから出る音は両耳で聴いているけれど、イヤホン・ヘッドホンは左右別々の音を片耳づつで聴いていることです。
いや違う。もっと根源的なことがある。「空間」の有無です。「空間」は「発音体」と「耳」を含む「環境」全体です。
イヤホン・ヘッドホンには「空間」と言う概念がありません。
耳で受け取った情報は、脳で処理され再構成される。再構成された音像はかなり違ったものになる。
スピーカーから出た音像は前面に広がるけれど、イヤホン・ヘッドホンの音像は頭内に留まる。
オーディオは仮想現実。バーチャル世界を楽しめれば良いのですが・・・・
頭内に音像が定位するのは違和感があります。
○イヤホン・ヘッドホンの長所・短所
・長所
出音は耳にダイレクトに伝わる、特別な部屋は必要ない。周囲環境の影響を受けない。周囲に迷惑を掛けないので大音量で聴ける。周波数帯域は広い。
・短所
周囲騒音(例:満員電車の中)が大きければ、ボリュームを上げたくなる。
・長所
出音は耳にダイレクトに伝わる、特別な部屋は必要ない。周囲環境の影響を受けない。周囲に迷惑を掛けないので大音量で聴ける。周波数帯域は広い。
・短所
周囲騒音(例:満員電車の中)が大きければ、ボリュームを上げたくなる。
大音量で聴き続けると耳に大きな負担が生じる。後年、聴力劣化を招く恐れがある。
両耳の聴力は意外にアンバランスである。両耳の周波数帯域の感度が違うことは多い。左右のスピーカーにアンバランスがあれば、左右の音量差をマトモに受ける。
(イヤホン・ヘッドホンの長所・短所を念頭に置いて)
○スピーカーの短所・長所
・短所
一定の空間が必要(部屋)。周囲に迷惑を掛るリスクがあり、音量制限がある。
・スピーカーの長所
音は空気伝搬で伝わる。耳だけではなく体でも感じる。空気伝搬する過程で左右の音は混じり合って両耳に伝わる。
・短所
一定の空間が必要(部屋)。周囲に迷惑を掛るリスクがあり、音量制限がある。
・スピーカーの長所
音は空気伝搬で伝わる。耳だけではなく体でも感じる。空気伝搬する過程で左右の音は混じり合って両耳に伝わる。
○まとめ(カテゴリーを変えた理由)
ヘッドホン・イヤホンは個人で楽しむのに最適。今流なのでしょう。
スピーカーは周囲と折り合いをつけながら楽しむもの。面倒臭い一面も
隣り合って座って、互いにスマホを弄っているのを見ることがある。
何だかな〜 勿体無い